2012年12月5日

小さいけど味のある野菜達

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そらいろ農園第1の畑です。 元肥無しの不耕起栽培2年目になります。

今年の秋まき野菜はほうれん草だろうが人参だろうが、カブもラディッシュも小松菜も野沢菜もうぐいす菜も大根も、成長が遅くて見ての通りの感じに終わりました。スロースターターで12月に入ってからも少しずつ成長してきましたがもうすぐ雪が積もるのでタイムアウトになります。

菜っ葉なんて3ヶ月あれば成長しそうなものですが、土が出来てないからなのか肥料分が足りなかったのか…悔しいですが「一般的には大失敗」と言わざるを得ません。

ただ私自身、手応えは感じました。
まず野菜達の味がとても良かったことです。霜に当たるまではスーパーで売られている野菜と大差なく、こんなものかと内心がっかりしてました。でも霜に当たることで甘みや香りが増し、感動出来るレベルになりました。


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白菜鍋。香り、甘み。鶏だしスープに良く合います。
お肉より白菜の方がおいしい鍋でした。3歳の息子もばくばく食べてくれました。

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ラディッシュと間引き大根を生サラダで。私は慣行栽培のラディッシュを食べたことがありませんので比較できないのですが、おいしかったです。ただサイズが小さいです。大根ももうちょっと成長してくれたらなぁ(笑)。

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日本ほうれん草もサラダにしていただきました。写真の右ですね。

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そのおいしさに感動して写真をパチリ。これが本で読んでいた「えぐみのないほうれん草の味」なんだなと。本物の味に家族で盛り上がりました。ぜひ食べて頂きたいです。

あとほうれん草で言えばちゃんと発芽したのは今回が初めてでした。その他の葉物も以前こちらで書いたと思いますが、春まきしたものは全滅だったんです。 あるものは黄色くなってしまい、またあるものは虫食いの集中砲火を浴びました。でも今回は成長は遅いものの枯れることなく健康的に育ちました。これは不耕起を貫き、農薬(有機JASが認めているものや牛乳、木酢液なども含む)や化成肥料、そして石灰すら一切使わないことで地力がついてきた証拠だと思ってます。

そして更に、これからは平飼いのにわとりさんたちや山羊が生み出してくれる抗生物質ゼロでストレスフリーな自家製肥料も利用できます。うまくいかないわけがないと思います。

そんなわけでそらいろ農園の来年からにどうぞご期待下さい。

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