2017年3月19日

千曲川ワインアカデミーを卒業しました!

全国のワインファンの皆様、こんばんわ、長野県でワインブドウを作っております阿部健史(あべたけし)と申します。この度、長野県東御市のアルカンヴィーニュで行われていた千曲川ワインアカデミーを卒業することが出来ました。
ワインバレー構想を立ち上げたヴィラデストの玉村豊男先生と。
著書も何冊も拝見しました。つながりを持てて光栄でした。
講師も豪華&贅沢でした。栽培にドメーヌオヤマダの小山田先生、醸造に北海道函館の農楽蔵の佐々木先生とヴィラデストの小西先生、最新の国内外のワイナリー情報やテイスティングをワイン&フードジャーナリストの鹿取みゆき先生と世界のソムリエ大越基裕先生。気取らない雰囲気でワイン作りに関する1000のことを教わりました。

ヴィラデストの小西先生と。いろんな技術を惜しみなく教わりました。感謝です!
他にも醸造機器の使い方や地質学、農薬の使い方、ワイナリー設立や経営や経理などを幅広く
学ぶことが出来ました。今は分からないことでもすべてノートに書き写したので読み返せばつながってくるでしょう。

また、私はアカデミー2期生なのですが、気さくで個性豊かな仲間に恵まれました。職種も動機も多種多様ながら、今年から、または数年後から国内外、県内外で人生をかけてワインぶどうの栽培を始める「本気」の方々です。みんなの存在にとても刺激を受けましたし、私がここまで学ぶ姿勢を貫けたのもみんなの存在のおかげだと思ってます。

囲炉裏を囲む千曲川ワインアカデミー二期生たち

卒業式の夜は一期生も交えてやっぱりワインの飲み会で盛り上がりました。私は仲間の2人と夢中で話してました。今後の栽培方法について、目指すワインについて。そこで私は前々から思っていた、「ワインには栽培&醸造をする人となりが現れる」という不思議ですがある意味当然の現象があると確信出来ました。

私に課せられた命題は「これからの日本ワイン戦国時代を生き抜ける美味しいワインを作って生き残ること」です。それが私のためにも、日本ワインを盛り上げることにも、町民の皆さんのためにもなります。その為には多少のチャレンジと個性づくりが必要なのです。

そう、私は私らしくしか出来ないし、それが私の作るワインにとってベストなのだと。

それを日本と世界のワインを知り尽くした仲間に聞けた最後の夜を私は一生涯忘れないでしょう。迷ったらこの日に戻ってきたいです。

二期生の最後の集合写真。みんなありがとうッス!(一期生の方もいらっしゃいます)
朝がやってきてみんな各々の場所に帰っていきました。我々は8時からJAでの研修です。仲間が軽トラで拾ってくれて、荷台から見る東御市の山々がきれいでした。寒かったですけどね!(笑)
 最後にアルカンヴィーニュの前で。ここで学んだことを生かします。私のワイン作りの物語はこれから始まります。ではまたお会いしましょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿

ご意見ご感想、お待ちしてます。