2018年1月23日

阿部家とワイン

少し前までワインビギナーだった(もしワインビギナーを決める大会があったならば県大会ではぶっちぎりで優勝し、全国大会でも数々の名勝負を繰り広げるレベル)私ですが、この2年間ワイン関連の書籍を読み漁り、気になるワインを飲み続け、仲間や家族と話すのはぶどうの話ばかり、1日の作業を終えてベッドで読むのはぶどう畑の絵や写真がいっぱいの本です。

私が日本で良いぶどうを栽培するための勉強がほとんどなので、世界のワインに関しての見識はおそらくまだ8/100程度だと思います。が、それでも、知っていることが増えてきました。奥さんから「これはどういうことなの?」と聞かれたときに「私はこう考えてるんだけど、おそらくこういう作りでこうなったと思う」と話せる自分が居て不思議になります。(少し前まではビギナー全国大会優勝だったのに!)

夜、子供たちが寝た後にグラスに1,2杯のワインを飲みたくなる日があるのですが、そんなときは授乳が奥さんも隣に座って一緒に飲んでくれます。ワインを抜栓するときはどうしてこのワインを買ったのか、どれだけ飲みたかったかを一生懸命伝えます。奥さんはそれをうんうんと聞いてくれます。


ちなみに私がワインを買うときに気にしていることは、、
・その仕立て方や栽培方法、醸造方法に興味があるとき(勉強のため)
・自分が造る品種のワインを中心に(勉強のため)
・ワイン好きな皆様が絶賛するワイン(日本ワインの流行を知るため)
・作り手さんの信念やこだわりを応援したいとき
などです。


奥さんもぶどうつくりを手伝ってくれると言ってくれまして、この間は乳飲み子を背負った状態で寒空の下で剪定枝の整理を一緒にしてくれました。奥さんに迷惑はかけたくないと思いつつも、一緒だとつらい作業も楽しいですね。ぺちゃくちゃ話は尽きません。息子もワイン作りを手伝ってくれると言い続けてくれてます。まだ何も知らない生後5ヶ月の赤子も居ます(笑)。阿部家のぶどう作りは持続可能です。

私はこう見えて意外とまじめなので、うまくいくのか不安になることもちょいちょいありますが、この家族を幸せにしたいという思いであと30年、がんばりたいと思います。家族で成長していきます。大黒柱、がんばりまーす!


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